セルシオ
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■初代 F10型(1989年 - 1994年)■
エンジンはV8・4000cc(1UZ-FE)を使用している。装備の違いでA・B・Cのグレードが存在した。C仕様には、乗り心地がさらにスムーズになる電子制御エアサスペンションを装備した。この仕様には後席の居住性を重視した「Fパッケージ」が存在し、センチュリーのようなショーファードリブンとしての使用を視野に入れたものである。最下位のA仕様はオーナードライバー向けの仕様としたが、売れ筋はC仕様であった。これは中古市場でもかわらない。
■2代目 F20型(1994年 - 2000年)■
車体の基本的骨格であるプラットフォームの改良を行い、オーバーハングを切り詰めた結果、最小回転半径を縮小し、またホイールベースを延長し後席居住性も改善された。エンジンは引き続き、V8・4000ccの1UZ-FE型を使用、パーツの見直し等による5psの出力向上と最大110kgの大幅な車両軽量化を達成し、動力性能を向上させた。販売グレードもA・B・C仕様のパッケージが受け継がれた。
1997年7月 マイナーチェンジを行う。内容はフルモデルチェンジに近いと言ってもよく、フロントグリルとヘッドライトを独立させたことで、全体的に従来型よりも精悍で堂々としたスタイリングとなる。ヘッドライトは従来のハロゲンヘッドランプに代わって、オートレベライザー付ディスチャージヘッドランプが設定された。エンジンもVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)の採用によりMC前の265psから280psとなり、ATも4段から5段へと変更、動力性能と環境性能を同時に向上させた。特筆すべきは安全装備の充実で、6つのエアバッグはもとより、車体の横滑りを防止するVSC、緊急ブレーキのアシストをするブレーキアシスト、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを全車に装備した。
■3代目 F30型(2000年 - 2006年)■
エンジンはV8・4300ccの3UZ-FEに変更された。デザインも先代までとは大きく変わり曲面を多用した優雅な印象で構成されている。同時に、ドアは先代までのプレス式から一転、後部ドアに三角窓の付くサッシュ式となった。このモデルで電子制御が大幅に増加、全てのドアにイージークローザーが装備され、従来のワイヤレスドアロックの発展版であるスマートキーシステムが選択できるようになった。 先代同様、グレード構成はA仕様・B仕様・C仕様の3仕様が展開されており、パッケージオプションとしてA仕様・B仕様には「eRバージョン」が、C仕様には「Fパッケージ」、「インテリアセレクション」、「Fパッケージインテリアセレクション」がそれぞれ設定された。
2003年8月のマイナーチェンジでは前期を昇華させたかのようなリファインが行われた。ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、トランクリッドなどすべてが新デザインとなっている。同時に、リヤコンビネーションレンズにLEDを採用するなど新鮮味もプラスされた。それに伴い全長はついに5mを超えた。また、ATが5段から6段になり、10・15モード燃費が従来型の8.2km/Lから8.9km/Lへ向上した。しかし、のちの2006年8月のトヨタの高級車ブランド「レクサス」のフラッグシップモデルレクサス・LSの投入を待たずして、同年5月、セルシオの17年間にもわたる歴史は終止符を打つこととなった。
セルシオの販売終了に伴い「トヨタ」ブランドにおけるパーソナルカーとしてのフラッグシップはクラウンマジェスタが受け継ぐこととなった。
中古車相場:50,000~6,580,000円
オークション相場:6,000~3,585,000円
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